カナダの大学留学

語学留学で人気、カナダ

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カレッジ(短大)

カナダでカレッジといえばコミュニティカレッジのことで、そのほとんどが州立で規定の単位を修得すると修了証書が取得できます。 これはサーティフィケート(Certificate)、ディプロマ(Diploma)などの名称で呼ばれます。 州ごとに異なる部分や名称が多いので最初は混乱してしまうかもしれません。 州が変われば同じ内容のものでも名前が変わったり制度が異なるケースが多いので、カナダ留学を考えるのであればその点を意識して調査しましょう。 コミュニティカレッジは4年制大学への編入を目的としたコース(ユニバーシティ・トランスファー・プログラム)と、就職を目的としたコース(職業訓練コース)が 用意されており、どちらも少人数での授業となります。 大学よりも入学基準が低いので、ここからカナダの4年制大学を目指す留学生も多くいます。

4年制大学

カナダの大学には州立大学と私立大学があり、学位を取得できるのは総合大学と学位授与権のある約90校だけになります。 カナダの大学への入学資格は高校卒業していることが一般的ですが、高校卒業後に短大で2年間学ばなければ大学へ進めない州もあります。 カナダの大学は大学院博士課程のある大学、大学院レベルの学部大学、そして学部教育を重視する大学の3つに分かれます。 大学院博士課程のある大学はほとんどが大学院、医学部、工学部をもっており、修士課程だけでなく博士課程まで備わっていますので、レベルの高い環境で学ぶことができます。 大学院レベルの学部大学は大学院博士課程のある大学よりも小規模で、留学生にはこちらのほうが向いているかもしれません。 学部教育を重視する大学は特定の学部に限定して教育する大学で、その分野のスペシャリストを育成するための大学といえるでしょう。 分野は広くありませんが、その分質の高い内容の授業となります。

ユニバーシティカレッジ

ユニバーシティカレッジは大学とカレッジ両方の機能を持つ教育機関で、ユニバーシティカレッジで学んで学士課程の教科を修得すると、 カレッジまたは提携大学から学位が授与されるシステムになっています。 早ければ2年間で準学士号を取得することもできますし、ユニバーシティカレッジで大学進学過程を修了すれば大学の2年・3年に編入することも可能です。 まずはここで勉強をしてから4年制大学に進むかどうかを決めるという方法も、選択肢としてはありでしょう。 進学を考える学生ばかりが対象ではなく、職業訓練コースも多く用意されているので技術専門の学科を修了して就職に活かす学生もいます。 大学より小規模なのでアットホームな雰囲気で他の生徒や教授とも親しみやすい点が特徴でしょう。 ホームシックが心配な寂しがりの留学生にも向いています。